2008年2月22日金曜日

Vista's Bar 常連客



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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 10:30 P.M. and 11:30 P.M.
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(ドアを開けて自称パチプロの佐伯が入ってきてカウンターに座る)
亜希「勝ったでしょう」

佐伯「どうして判る?」

亜希「顔に書いてある」

佐伯「小娘に読まれるようじゃ、ばくちでは食っていけないな」

(口をとがらせて)
亜希「小娘って誰のことよ」

佐伯「亜希に決まってんだろう」

亜希「小娘じゃありませんりっぱな大人の女です」

(ママ冴子が間に入ってきて)
ママ「いらっしゃい、いつものでいい」

佐伯「ああ」

(マスターがジントニックのグラスをカウンターにおきます)
ママ「このごろついているじゃない?」

佐伯「フフ。女を変えたわけじゃないけどな」

亜希「彼女を変えるとつきがかわるの?」

佐伯「昔からそういわれている。アゲマン、サゲマン、映画にもなっていただろう。福マンて言っていた気がするが映画の力はすげーや」

(佐伯はジントニックを飲みながら・・・)
佐伯「男は勝手なもんで、ついている女と付き合うと自分の運を全部吸い取られると思う。
ついていない女と付き合うとアリジゴクの穴に吸い込まれた気になる」

亜希「じゃ~。どっちでもだめじゃん」

佐伯「付き合うときは覚悟がいるということさ」
(その後は、何箱つんだと言う話が延々と続く・・・・
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