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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
(マスター笑顔でお出迎え)
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between 10:00P.M. and 11:00 P.M.
(哲也が幸夫と笑顔ではいってきます)
亜希「哲也、なに、にこにこしているのよ?いいことあったの」
哲也「先輩とのり打ちしたんだ。22k負けたけど、先輩がもろ出してくれたので、チャラよ」
亜希「幸(ゆき)ちゃん、災難ね」
幸夫「めずらしく哲也が真剣な顔で「のり打ち、お願いします」て言うもんだから受けたんだよなぁ」
(亜希は哲也の顔をみてどうしたのよというしぐさをします。)
哲也「アパートを出たところで、でかい黒猫が俺の前を通り過ぎたんだ、そして俺の顔をじ~と見るのよ。」
(亜希も顔をゆがめて)
亜希「それで~」
哲也「昼飯に牛ドン食いに行ったら、味噌汁をカウンターに落とされてシャツまでめちゃくちゃ」
亜希「味噌汁もって来てくれたのは、あのかわいい娘?」
(亜希は一人で笑っています)
亜希「哲也がいつも色目を使ってるからよ」
哲也「そんなことしてねぇよ」
桜井(旅打ち)「のり打ちは、難しいよね、釘を読んで回る台だけを打てばいいのかもしれないが。全員が負けることもある。
最近は店で移動、貸し借り自由なところが増えてきているのも、のり打ちが増える原因かもしれない」
佐伯(自称ぱちプロ)「そういえば、打ち子を何人も連れてくるやつがいるが、店は迷惑だよな。」
哲也「俺は負けてすぐ、マンガを読んでました。」
佐伯「傷口をひろげないのはそれが一番。ついてないと、おかゆ食べても歯が欠けるというからな」
(桜井もうなずいています。)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!
http://www.pachinkovista.com/
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