
.
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
.
地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
.
地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
.
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
(マスター笑顔でお出迎え)
.
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
.
between 10:00 P.M. and 11:00 P.M.
.
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
.
between 10:00 P.M. and 11:00 P.M.
.
(いつものように佐伯(自称パチプロ)が入ってきます。若い男がカウンターでノートパソコンを使っています。その傍にすわり)
佐伯「吉野。いつものデータ打ちこみか?」
吉野「こんばんは。これを打ちこんで今日の仕事はおしまいです」
佐伯「それ、お前のパチンコの打ちこみデータだろ。仕事じゃないじゃねーか」
吉野「今日のあらゆるデータを整理して、明日に役立てます」
(マスターがジントニックを佐伯の前におきます。佐伯はゆっくり飲みながら)
佐伯「いくら勝ったんだよ」
吉野「マイナス17kです」
佐伯「負けたの。負けてデータをとっても意味ないんじゃん」
吉野「勝ったとき、負けたとき、数字で把握することが大切です。」
佐伯「そんなもんかね。いくら独身でも1万7000円負けて、Vista’s Varで飲んでよく金が続くな。」
吉野「株で儲けました。日経225を2枚2月29日に1万3千640円で売り、3月10日の終値1万2千560円で買い戻しました。200万の利益です。」
(佐伯はあきれた顔で~)
佐伯「お前、人生狂わせるよ。その顔で勝負事が強いようには思えないな~」
吉野「強いヤツが勝つのではありません。勝ったヤツが強いのです」
(佐伯は苦笑しています。にこにこしながら亜希が寄ってきて)
亜希「吉野さん、ここがはねたら、お寿司おごってよ!最近食べてないんだ。おおとろでしょ、うにでしょ。そんなに食べないから」
(吉野は返事をせず、パソコンにむかっています。・・・)
.
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
.
今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!
0 件のコメント:
コメントを投稿