2008年4月30日水曜日

Vista's Bar  沈黙の天使


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いい台を作るのが、私たちの願い・・・・・・・
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え

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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(田中(P業界)と鈴木(Pメーカー)が飲んでいます)
田中「ゴールデンウィークはどうされますか?」

鈴木「暦どおりです。1日は子供のために近場にドライブします」

田中「中、3日のところが月末月初です。会社に出てくる人も多いかもしれません」

鈴木「その辺は店舗回りををします。客が多いといいですね(笑)」

田中「6月からは自粛がありますから、客をつけるのには大切な連休かもしれません」

鈴木「そうですね・・・」

田中「開発の方は順調ですか?」

鈴木「ラフスケッチの段階です。連休が終わったらモックをつくろうかと考えています」

ママ「モックってなになになの?」

田中「英語で mock-up(モックアップ ) 原寸模型です。実物大のものをつくりますが、イメージだけですので動くわけではありません」

鈴木「どの業界も、自社製品を作るところは必ずやりますね」

田中「保通協へは来年ですね。いい物をお願いします」

鈴木「モックより、ソフトに金がかかります。弊社は外注のソフト会社を使っていますので大変です」

田中「お客様を愉しませるのは期待感です。ストーリーの流れは大切ですのでしかたないのですかね」

鈴木「ホールで少しでも長く使っていただける台がいいのですが、難しいですね」

田中「台の名前をいえばその時代が思い浮かぶほど、お客様に愛されるといいのですが、覚え切れないのが現実です」

(二人はしばし、沈黙をしています)

ママ「ふふ、お二人の前を天使がゆっくり飛んで行ってますよ(微笑)」
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2008年4月23日水曜日

Vista's Bar   伝説はここから始まる





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都会の夕闇が、帝都に影を落とすとき。
疲れた戦士が戻ってきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 7:00P.M. and 8:00 P.M.

(常連客が疲れた顔をしてカウンターに並んで居ます)

亜希「みんな、しけた顔して、どうしたのよ!」

佐伯(自称パチプロ)「いささか、打ちづかれた。
箱でも積み上げているのなら、許せるが・・・・・」

亜希「桜井さん(旅打ち)はどうだった。」

桜井「5K負けました。ボーダー+3回くらいは回っていたのに、はまってしまった」

亜希「幸(ゆき)ちゃんは?」

幸夫「だめだ、いいとこなし」

亜希「吉野さん(リーマン打ち)もだめなの?」

吉野「Yeah(いや~)。アイアイサー」

(意味不明の英語が口からでてきます。成績をパソコンに打ちこんで静かにふたをします。)

吉野「パチンコに必勝法ってあるんですかね?」

佐伯「博打に絶対はない。自分のツキを信じる以外にない」

桜井「博打はどこかの有名校に入るための勉強とは違います。
自分の信じた方法を研ぎ澄ましていく以外にありません。
ボーダー理論が分かっても勝てる保障は存在しないのです。
深夜に神社に行き、お百度参りをした方が確実かもしれません(苦笑)」

(それぞれが、明日の必勝を自分の心に言い聞かせて夜は更けてゆきます)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年4月15日火曜日

Vista's Bar  伝説の釘師






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※この物語はフィクションです。


実在する場所、人物、団体名などとは一切関係ありません。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。


Vista's Varにようこそいらっしゃいました。」


マスター笑顔でお出迎え
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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(田中((P業界の人)が元釘師の児玉と談笑しています。桜井(旅打ち)と佐伯(自称パチプロ)が一緒に入ってきます)

亜希「めずらしい組み合わせね」

佐伯「桜井さんが終わるのを待ってた。どうせ、ここにくるのだから」

(桜井が亜希の前にケーキの箱を置く)

亜希「ありがとう、また勝ったの」

佐伯「ホールの店長が渋い顔をしていたぜ」

亜希「桜井さんは釘も打てるんだよ。」

佐伯「どこで、打つんだよ。」

桜井「知り合いのところです。スランプで金がすってんてんになったら、ころがりこみます」

佐伯「なるほどね。でなきゃ、旅打ち稼業なんてできないよな。どこで習ったの?」

桜井「若いころ。旅の釘師です。「ラブマサ」のとおり名がありました」

児玉「ラブマサ!!」

(と、つぶやきながら児玉は桜井の方をみます)
(桜井は会釈をかえしながら)

桜井「ごぞんじですか?」

(田中も興味ありげに聞いています。児玉は田中の方を見ながら)

児玉「エム・ゲージは知っているよね」

児玉「新しくゲージを考えたがすぐには広まらなかった。そこでエム四天王と言われる4人を、関東、大阪、九州へ送り出した」

児玉「最後の1人が「愛染明王の政五郎」という二つ名をもつ伝説の釘師だ。信州から越後に行ったときいている」

桜井「自分のくにもそっちのほうです。ラブマサのハンマーの柄には愛の文字がきざんでありました」

児玉「存命だったら、90を越しているはずですが」

桜井「風の便りに、10年位前に東北の米沢で亡くなったと聞きました」

田中「「愛」という字を前立にあしらった兜をかぶっていたのは上杉(米沢藩)の直江兼続です」

田中「前田慶次も最後は上杉だったきがします」

(佐伯は明日「CR花の慶次」を打ちに行こうと決めました)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年4月11日金曜日

Vista's Bar   ・・・・・ 止め打ち




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世の中、少しづつでも変わっています

今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 10:00P.M. and 11:00 P.M.

(佐伯(自称パチプロ)が笑いをかみしめて、はいってきます)

ママ「なにか楽しそうね?」

佐伯「いや、なんでもないんだけどね」

亜希「もたいいぶらないで、言っちゃえよ」

(店にいるみんなも佐伯に注目しています。佐伯は吉野(リーマン打ち)に話しかけます)

佐伯「駅の向こう側のホールに「止め打ち禁止」の店があるだろう」

吉野「ええ」

佐伯「ばぁばぁが韓国の俳優さんに見とれて、打たないでぽけーとしてるのよ」

佐伯「店内放送は「当ホールは止め打ちはご遠慮いただいております」とお上品に忠告しているが、だれも聞かないわな(笑)」

佐伯「店の人間が注意しようものなら、目向いて「この台はお宅だけにあるんじゃないからね」ておどかしてやがる。」

桜井(旅打ち)「あの台リーチがながいですからね」

佐伯「どうなんだろうね。止め打ち禁止はなくなるのかな」

桜井「台の攻略方法に変則打ちはありますからね。しかし、いまのように台の入れ替えが早いと、攻略法が分かったときはどこの店にもないなんてことになります」

桜井「自分みたいのが「旅打ち」するのは地方だったら古い機械があるかもしれないというすけべごころもあります(自嘲の笑)」

佐伯「止め打ちしないと、玉のむだは発生する。店にとってはその売上も欲しいと言うことか」

(佐伯はジントニックをあおって、追加をたのみます)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい

2008年4月7日月曜日

Vista's Bar   ウィスキー、テキーラ、それとも、あたし?




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ときには、自分に酔ってみるのもいいかもしれません。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(佐伯(自称パチプロ)がドアをあけてはいってきます)

亜希「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」

(佐伯は何を他人行儀にという顔をして止まり木に座ります。亜希は少し顔をかしげて)

亜希「なににいたしましょうか? ウィスキー、テキーラ、それとも、あたし?」

佐伯「おまえ、熱でもあるんじゃないのか?」

哲也「佐伯さんで3人目です。吉野さん(リーマン打ち)が新聞の切抜きを持ってきました。俺、桜井さん(旅打ち)そして佐伯さんです」

亜希「あ~あ、私の色気は通じないのかな。哲也、一緒にオーストラリアにロングステイしようよ」

亜希「朝おきたら、ヌードの上にエプロンだけ付けて、こういうの」

亜希「グッドモーニング、ハニー。コフィー、ミルク、オア ミー?」

亜希「いいな、いいな(激喜)」

(亜希の一人はしゃぎに全員はパチンコの情報交換ができないまま、夜は過ぎてゆきます)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。

おやすみなさい
http://www.pachinkovista.com/

2008年4月2日水曜日

Vista's Bar   ・・・夫婦打ち




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4日は「ヨン様」に会える
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え

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between 8:00P.M. and 9:30 P.M.

(初江が亭主と腕を組んではいってきます)

ママ「いらっしゃい。おふたりでなんてめずらしいですね」

初江「ひさしぶりの夫婦(めおと)打ち。おとうさんたら、2箱出したらもう引き上げようて言うのよ。あの台はまだ出るのになぁ~」

初江の亭主「二人で勝つことなんてそうないんだから、いい気分で飲むほうがいいじゃない。マスター、ひさしぶりです」

(マスターも微笑み返して頭をさげます。そこに佐伯(自称パチプロ)が入ってきて初江の亭主に声を掛けます)

佐伯「昨日はどうも」

(初江の亭主は佐伯に目配せをしますが、初江が佐伯に声を掛けます)

初江「どこで??」

佐伯「ここに決まってんじゃん」

(初江は亭主に)初江「あんた。昨日は商店会の集まりと言ってたわよね」

初江の亭主「うん」

初江「なんでビスタなのよ(怒)」

初江の亭主「会合が延びたんで。ちょっと」

初江「私には、会の人と飲んだって言ったでしょ。人に店番させておいて・・・」

(亜希が佐伯に小声で)
亜希「KY

佐伯「KY??なんだよ」

亜希「空気が読めない」

佐伯「おれは、ほんとの事言って、なんでいじめられるんだよ」

初江「あんた、今度の金曜日仕事をしませんからね。朝から出かけます」

初江の亭主「どこえ?」

初江「いいたくありません」

(ママが助け船をだします)

ママ「先日、京子(初江の同窓生)さんがご主人といらっしゃたわよ」

初江「帰って来たのかな~」

ママ「本省で会議で、またすぐにもどるって」

亜希「あの人ダイヤのすごい指輪していた」

初江「自慢の1000万円のやつね」

亜希「え! 1000万。信じられない。いいな~そういう人いないかな」

佐伯「亜希がしたらガラスとまちがえられる。」

亜希「うるさい。だけど、あのご主人タイプじゃないから」

佐伯「なんで?」

亜希「頭がよさげじゃない。一緒に居ると疲れそう」

(初江の亭主が初江に心配そうにまた聞きます)

初江の亭主「おまえ4日の金曜日はどこにいくんだ?」

佐伯「いい男の所。浮気にきまってんだろう」

(初江は笑っています)

亜希「口にチャックしなさい」

佐伯「奥さん、8時じゃだめかもしれないぜ」

初江「ほんと??」

亜希「なにが」

佐伯「冬ソナ2

(初江はケタケタ笑っています。亭主がほっとする様子にみんなも笑い出します)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!