2008年8月7日木曜日

オンライン上のスロ屋

検討した結果です。

1.なつかしがってプレイしてくれる人は限られた人たち
2.再プレイしてくれる可能性は少ない。
3.微妙な特性を再現する事は不可能

開発は没です(苦笑)
しかたないですね

2008年7月30日水曜日

これは面白そうです

ネットゲーム


「ボンペイ吉田のいいパチンコLLPブログ」に書かれていました。
できるか、できないか企画だけでもここで作成してみます。

2008年6月20日金曜日

2008年5月9日金曜日

Vista's Bar   サイバー空間の伝道士


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インターネット上にはいろいろな人たちが自論を書きこんでいます。

貴方の迷いを断ち切ってくれる人が現れるように、
神様へ祈って差し上げましょう。[巫女]
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 8:00 P.M. and 9:00 P.M.

(GWも終わりました。常連たちが集まってきます。最後に佐伯(自称パチプロ)がドアを開けて、入ってきました。)

佐伯「亜希、焼けてるじゃねぇ。どこにいったんだ?」

亜希「ニューカレドニアよ(微笑)」

佐伯「誰と?」

亜希「哲也と・・」

(哲也は飲み込んだビールでむせかえりながら、否定します)

哲也「ごほん、げー。違います。俺は田舎に帰っていました」

亜希「冗談、冗談(笑)。女友達とよ」

佐伯「吉野(リーマンうち)は?」

吉野「部屋の掃除。釘が締められているのは、分かってましたが、打ちにいきました。後はインターネットで必勝法をながめていました。」

佐伯「なにか、見つかったか?」

吉野「いっぱい、ありすぎて、どれがいい迷います。ブログでみてみると・・・」

佐伯「オカルトでも、何でもいいから全部集められないか?」

吉野「どうするんですか?」

佐伯「メーカー、ホール側の理論武装はいろいろ聞くけれど、打ち手の理論はボーダ位しか最近は聞かねぇじゃねぇ」

吉野「確率で収束するなんて、言われるとそのきになりますよね。だけど、全部の台を調査しろなんていわれると無理です」

佐伯「人気機種上位5つ位でためしにやってみよう」

吉野「どこに、貯めればいいですか?」

佐伯「お前、ブログはもってないのか?」

吉野「ありますけれど、いやです。僕のイメージが下がってしまいます。世間的には、まじめなサラリーマンでとおていますから」

亜希「まじめな、サラリーマンねぇ~」

(と亜希は吉野の上から下までを目線でおいます)

吉野「亜希ちゃん、僕は将来に希望のある青年です。佐伯さんと一緒にしないでください」

佐伯「おまえ、それは俺に対して失礼だよ。俺だって夢位はあるぜ」

吉野「すみません(苦笑)。パチンコ・ビスタに「まいパラ・グループ」というのがありますので、そこに書きこんで行きます」

佐伯「分った。」

(どういう情報が集まりますか、それぞれ、いろいろ期待しているのが顔の表情にあらわれています。)

2008年4月30日水曜日

Vista's Bar  沈黙の天使


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いい台を作るのが、私たちの願い・・・・・・・
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え

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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(田中(P業界)と鈴木(Pメーカー)が飲んでいます)
田中「ゴールデンウィークはどうされますか?」

鈴木「暦どおりです。1日は子供のために近場にドライブします」

田中「中、3日のところが月末月初です。会社に出てくる人も多いかもしれません」

鈴木「その辺は店舗回りををします。客が多いといいですね(笑)」

田中「6月からは自粛がありますから、客をつけるのには大切な連休かもしれません」

鈴木「そうですね・・・」

田中「開発の方は順調ですか?」

鈴木「ラフスケッチの段階です。連休が終わったらモックをつくろうかと考えています」

ママ「モックってなになになの?」

田中「英語で mock-up(モックアップ ) 原寸模型です。実物大のものをつくりますが、イメージだけですので動くわけではありません」

鈴木「どの業界も、自社製品を作るところは必ずやりますね」

田中「保通協へは来年ですね。いい物をお願いします」

鈴木「モックより、ソフトに金がかかります。弊社は外注のソフト会社を使っていますので大変です」

田中「お客様を愉しませるのは期待感です。ストーリーの流れは大切ですのでしかたないのですかね」

鈴木「ホールで少しでも長く使っていただける台がいいのですが、難しいですね」

田中「台の名前をいえばその時代が思い浮かぶほど、お客様に愛されるといいのですが、覚え切れないのが現実です」

(二人はしばし、沈黙をしています)

ママ「ふふ、お二人の前を天使がゆっくり飛んで行ってますよ(微笑)」
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2008年4月23日水曜日

Vista's Bar   伝説はここから始まる





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都会の夕闇が、帝都に影を落とすとき。
疲れた戦士が戻ってきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 7:00P.M. and 8:00 P.M.

(常連客が疲れた顔をしてカウンターに並んで居ます)

亜希「みんな、しけた顔して、どうしたのよ!」

佐伯(自称パチプロ)「いささか、打ちづかれた。
箱でも積み上げているのなら、許せるが・・・・・」

亜希「桜井さん(旅打ち)はどうだった。」

桜井「5K負けました。ボーダー+3回くらいは回っていたのに、はまってしまった」

亜希「幸(ゆき)ちゃんは?」

幸夫「だめだ、いいとこなし」

亜希「吉野さん(リーマン打ち)もだめなの?」

吉野「Yeah(いや~)。アイアイサー」

(意味不明の英語が口からでてきます。成績をパソコンに打ちこんで静かにふたをします。)

吉野「パチンコに必勝法ってあるんですかね?」

佐伯「博打に絶対はない。自分のツキを信じる以外にない」

桜井「博打はどこかの有名校に入るための勉強とは違います。
自分の信じた方法を研ぎ澄ましていく以外にありません。
ボーダー理論が分かっても勝てる保障は存在しないのです。
深夜に神社に行き、お百度参りをした方が確実かもしれません(苦笑)」

(それぞれが、明日の必勝を自分の心に言い聞かせて夜は更けてゆきます)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年4月15日火曜日

Vista's Bar  伝説の釘師






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※この物語はフィクションです。


実在する場所、人物、団体名などとは一切関係ありません。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。


Vista's Varにようこそいらっしゃいました。」


マスター笑顔でお出迎え
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(田中((P業界の人)が元釘師の児玉と談笑しています。桜井(旅打ち)と佐伯(自称パチプロ)が一緒に入ってきます)

亜希「めずらしい組み合わせね」

佐伯「桜井さんが終わるのを待ってた。どうせ、ここにくるのだから」

(桜井が亜希の前にケーキの箱を置く)

亜希「ありがとう、また勝ったの」

佐伯「ホールの店長が渋い顔をしていたぜ」

亜希「桜井さんは釘も打てるんだよ。」

佐伯「どこで、打つんだよ。」

桜井「知り合いのところです。スランプで金がすってんてんになったら、ころがりこみます」

佐伯「なるほどね。でなきゃ、旅打ち稼業なんてできないよな。どこで習ったの?」

桜井「若いころ。旅の釘師です。「ラブマサ」のとおり名がありました」

児玉「ラブマサ!!」

(と、つぶやきながら児玉は桜井の方をみます)
(桜井は会釈をかえしながら)

桜井「ごぞんじですか?」

(田中も興味ありげに聞いています。児玉は田中の方を見ながら)

児玉「エム・ゲージは知っているよね」

児玉「新しくゲージを考えたがすぐには広まらなかった。そこでエム四天王と言われる4人を、関東、大阪、九州へ送り出した」

児玉「最後の1人が「愛染明王の政五郎」という二つ名をもつ伝説の釘師だ。信州から越後に行ったときいている」

桜井「自分のくにもそっちのほうです。ラブマサのハンマーの柄には愛の文字がきざんでありました」

児玉「存命だったら、90を越しているはずですが」

桜井「風の便りに、10年位前に東北の米沢で亡くなったと聞きました」

田中「「愛」という字を前立にあしらった兜をかぶっていたのは上杉(米沢藩)の直江兼続です」

田中「前田慶次も最後は上杉だったきがします」

(佐伯は明日「CR花の慶次」を打ちに行こうと決めました)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年4月11日金曜日

Vista's Bar   ・・・・・ 止め打ち




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世の中、少しづつでも変わっています

今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 10:00P.M. and 11:00 P.M.

(佐伯(自称パチプロ)が笑いをかみしめて、はいってきます)

ママ「なにか楽しそうね?」

佐伯「いや、なんでもないんだけどね」

亜希「もたいいぶらないで、言っちゃえよ」

(店にいるみんなも佐伯に注目しています。佐伯は吉野(リーマン打ち)に話しかけます)

佐伯「駅の向こう側のホールに「止め打ち禁止」の店があるだろう」

吉野「ええ」

佐伯「ばぁばぁが韓国の俳優さんに見とれて、打たないでぽけーとしてるのよ」

佐伯「店内放送は「当ホールは止め打ちはご遠慮いただいております」とお上品に忠告しているが、だれも聞かないわな(笑)」

佐伯「店の人間が注意しようものなら、目向いて「この台はお宅だけにあるんじゃないからね」ておどかしてやがる。」

桜井(旅打ち)「あの台リーチがながいですからね」

佐伯「どうなんだろうね。止め打ち禁止はなくなるのかな」

桜井「台の攻略方法に変則打ちはありますからね。しかし、いまのように台の入れ替えが早いと、攻略法が分かったときはどこの店にもないなんてことになります」

桜井「自分みたいのが「旅打ち」するのは地方だったら古い機械があるかもしれないというすけべごころもあります(自嘲の笑)」

佐伯「止め打ちしないと、玉のむだは発生する。店にとってはその売上も欲しいと言うことか」

(佐伯はジントニックをあおって、追加をたのみます)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい

2008年4月7日月曜日

Vista's Bar   ウィスキー、テキーラ、それとも、あたし?




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ときには、自分に酔ってみるのもいいかもしれません。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.

(佐伯(自称パチプロ)がドアをあけてはいってきます)

亜希「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」

(佐伯は何を他人行儀にという顔をして止まり木に座ります。亜希は少し顔をかしげて)

亜希「なににいたしましょうか? ウィスキー、テキーラ、それとも、あたし?」

佐伯「おまえ、熱でもあるんじゃないのか?」

哲也「佐伯さんで3人目です。吉野さん(リーマン打ち)が新聞の切抜きを持ってきました。俺、桜井さん(旅打ち)そして佐伯さんです」

亜希「あ~あ、私の色気は通じないのかな。哲也、一緒にオーストラリアにロングステイしようよ」

亜希「朝おきたら、ヌードの上にエプロンだけ付けて、こういうの」

亜希「グッドモーニング、ハニー。コフィー、ミルク、オア ミー?」

亜希「いいな、いいな(激喜)」

(亜希の一人はしゃぎに全員はパチンコの情報交換ができないまま、夜は過ぎてゆきます)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。

おやすみなさい
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2008年4月2日水曜日

Vista's Bar   ・・・夫婦打ち




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4日は「ヨン様」に会える
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え

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between 8:00P.M. and 9:30 P.M.

(初江が亭主と腕を組んではいってきます)

ママ「いらっしゃい。おふたりでなんてめずらしいですね」

初江「ひさしぶりの夫婦(めおと)打ち。おとうさんたら、2箱出したらもう引き上げようて言うのよ。あの台はまだ出るのになぁ~」

初江の亭主「二人で勝つことなんてそうないんだから、いい気分で飲むほうがいいじゃない。マスター、ひさしぶりです」

(マスターも微笑み返して頭をさげます。そこに佐伯(自称パチプロ)が入ってきて初江の亭主に声を掛けます)

佐伯「昨日はどうも」

(初江の亭主は佐伯に目配せをしますが、初江が佐伯に声を掛けます)

初江「どこで??」

佐伯「ここに決まってんじゃん」

(初江は亭主に)初江「あんた。昨日は商店会の集まりと言ってたわよね」

初江の亭主「うん」

初江「なんでビスタなのよ(怒)」

初江の亭主「会合が延びたんで。ちょっと」

初江「私には、会の人と飲んだって言ったでしょ。人に店番させておいて・・・」

(亜希が佐伯に小声で)
亜希「KY

佐伯「KY??なんだよ」

亜希「空気が読めない」

佐伯「おれは、ほんとの事言って、なんでいじめられるんだよ」

初江「あんた、今度の金曜日仕事をしませんからね。朝から出かけます」

初江の亭主「どこえ?」

初江「いいたくありません」

(ママが助け船をだします)

ママ「先日、京子(初江の同窓生)さんがご主人といらっしゃたわよ」

初江「帰って来たのかな~」

ママ「本省で会議で、またすぐにもどるって」

亜希「あの人ダイヤのすごい指輪していた」

初江「自慢の1000万円のやつね」

亜希「え! 1000万。信じられない。いいな~そういう人いないかな」

佐伯「亜希がしたらガラスとまちがえられる。」

亜希「うるさい。だけど、あのご主人タイプじゃないから」

佐伯「なんで?」

亜希「頭がよさげじゃない。一緒に居ると疲れそう」

(初江の亭主が初江に心配そうにまた聞きます)

初江の亭主「おまえ4日の金曜日はどこにいくんだ?」

佐伯「いい男の所。浮気にきまってんだろう」

(初江は笑っています)

亜希「口にチャックしなさい」

佐伯「奥さん、8時じゃだめかもしれないぜ」

初江「ほんと??」

亜希「なにが」

佐伯「冬ソナ2

(初江はケタケタ笑っています。亭主がほっとする様子にみんなも笑い出します)

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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
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2008年3月28日金曜日

Vista's Bar    お前の手は呪われている




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人生が狂った時は、もう一度、母の大きな胸の中でゆっくり休みたいと思いませんか?


今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」

マスター笑顔でお出迎え


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between 9:00P.M. and 11:00 P.M.


(いつものメンバーが談笑しています。吉野(リーマン打ち)が浮かない顔をして入ってきます)


ママ「どうしたの?」


(といいながら、お絞りを渡します。吉野はお絞りで手をなんどもぬぐいます)


佐伯(自称パチプロ)「どうしたんだ?犬の糞でもさわったのか?」


ママ「いやね~」


吉野「違います。俺の手は呪われているのです。さわる台、さわる台が沈黙してしまいます」


佐伯「ただ、負けただけなのじゃないか。よくあることよ」


吉野「いつも来ている、年配のご婦人が出してて、僕を呼ぶんです。
「お兄さん、用があるのでこの席譲るよ。スタート30回は硬いよ」」


吉野「僕もすでに20k負けてたので、ハイエナしました」


吉野「回るのは確かなのですが、ぜんぜんいいとこなしです。

2時間ほど打って、玉が無くなって席を立たら、


さきほどのご婦人が来て、「お兄さんどうだった、全然駄目?おかしいね。じゃあ、また私が打たせてもらうよ」で1kで確変連荘モードになったんです。」


吉野「ああ~、もう地獄だ」


桜井(旅打ち)「吉野さん、そういうことはよくありますよ。ケンする以外にないですね」


吉野・ママ「ケン?」


佐伯「見るという字だ。ばくち打ちなら、だれでも知っているしのぎかたさ!」


桜井「歳を取ると、ケンの奥深さが分かるようになりますよ」


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2008年3月24日月曜日

Vista's Bar   ・・・・・ のり打ち




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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」

マスター笑顔でお出迎え

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between 10:00P.M. and 11:00 P.M.


(哲也が幸夫と笑顔ではいってきます)

亜希「哲也、なに、にこにこしているのよ?いいことあったの」

哲也「先輩とのり打ちしたんだ。22k負けたけど、先輩がもろ出してくれたので、チャラよ」

亜希「幸(ゆき)ちゃん、災難ね」

幸夫「めずらしく哲也が真剣な顔で「のり打ち、お願いします」て言うもんだから受けたんだよなぁ」

(亜希は哲也の顔をみてどうしたのよというしぐさをします。)

哲也「アパートを出たところで、でかい黒猫が俺の前を通り過ぎたんだ、そして俺の顔をじ~と見るのよ。」

(亜希も顔をゆがめて)

亜希「それで~」

哲也「昼飯に牛ドン食いに行ったら、味噌汁をカウンターに落とされてシャツまでめちゃくちゃ」

亜希「味噌汁もって来てくれたのは、あのかわいい娘?」

(亜希は一人で笑っています)

亜希「哲也がいつも色目を使ってるからよ」

哲也「そんなことしてねぇよ」

桜井(旅打ち)「のり打ちは、難しいよね、釘を読んで回る台だけを打てばいいのかもしれないが。全員が負けることもある。

最近は店で移動、貸し借り自由なところが増えてきているのも、のり打ちが増える原因かもしれない」

佐伯(自称ぱちプロ)「そういえば、打ち子を何人も連れてくるやつがいるが、店は迷惑だよな。」

哲也「俺は負けてすぐ、マンガを読んでました。」

佐伯「傷口をひろげないのはそれが一番。ついてないと、おかゆ食べても歯が欠けるというからな

(桜井もうなずいています。)


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2008年3月18日火曜日

Vista's Bar   ・・・・・・酒肴



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

酒を飲む楽しみの一つに肴があります。

今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」

マスター笑顔でお出迎え

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

between 10:00P.M. and 11:00 P.M.

(サラリーマンの吉野と旅打ちの男を相手に亜希が笑いながら口をもぐもぐしています)

(佐伯(自称パチプロ)がドアをあけてはいってきます)

吉野「佐伯さん、設定6確定の台と1630G回して金がなくなって帰った台とどちらを選びますか」

佐伯「俺は6だな。そうか今日は6の付く日のイベントか」

(亜希は旅打ちの男に尋ねます)

亜希「桜井さんはどっち?」

桜井「自分はスロは打たないんです。パチ1本ですから、わからないですね」

佐伯「いいにおいがするじゃね~」

亜希「ママのお手製のちぢみ、吉野さんがレシピをもってきてくれたの」

吉野「BAR25の和歌ネエ(R25連載)がデキる男は料理上手の切抜きをもってたんです」
(酒肴道場 第90品目 「簡単チヂミ」)

佐伯「吉野は結構まめなんだね」

吉野「蚕豆(そらまめ)の莢焼(さややき)は絶品ですよ。夏になったらママにつくってもらいましょう」
(酒肴道場 第10品目 初夏の歓びは豆とともに「蚕豆の莢焼」)

佐伯「それで吉野、戦果はどうだったのよ」

吉野「勝ちましたよ。ハイエナやってもでましたが、枚数は断然僕の方が多かったです」

(ママが佐伯の前にできたばかりのちぢみをおきます。佐伯は1口食べて)

佐伯「なるほどこれはうまいな」

ママ「でしょ~」

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2008年3月14日金曜日

Vista's Bar   ・・・・・・同窓会



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
巣立ったときはみな同じスタートなのに一人一人の人生が違って見えます

「夢に描いた暮らしとはほど遠いけれど、 わたしなりに幸せ感じてる・・・。」と思える人は幸せです。


今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。

Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」

マスター笑顔でお出迎え
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



between 8:00P.M. and 9:00 P.M.


(ドアをあけて、女づれ3人がはいいてきます。)


ママ「いらっしゃい。奥様おひさしぶり」


初江「今日はうちのは来ないわよ。私が行くから来るなって釘刺しといたから」


亜希「それ営業妨害みたい(笑)」


初江「だから新規客2人も連れてきたわよ。同窓会の帰りなの、京子と美里。マスターなにかカクテルつくって」


初江「ここにくる途中、パチンコに2人を誘ったのよ。2人とも初めてなんだって」


美里「結構、女性客が多いのにびっくりしたわ」


京子「なにがなんだかさっぱり分からないうちに終わってしまったわね」


美里「ゲームのやりかたが、ちんぷんかんぷん。玉の買い方さえわからないんだから。1人ではいけないわよね」


京子「初江はどうやって覚えたの?」


初江「亭主。デートの場所がパチンコ店だったのよ。一番最初はペアのボックス席だった。結婚して子供が大きくなったので去年から再開よ」


京子「ふ~ん」


初江「私の前に、ヨン様がいてくれるのよ。いかった~。だけど、まわりが同じ女性が多いのにまいっちゃたけどね(笑)」


初江「またヨン様が見れるんだよ。そのとき誘ってあげるからね」


ママ「お二人とは卒業後もずーとお付き合いしてらっしゃたの?」


初江「年賀状くらいかな。京子の旦那は国家公務員1種合格で霞ヶ関の超エリート、美里の旦那はITベンチャービジネスの社長さん」


(それからの3人は同窓会に来なかった人の話でもりあがっています・・・)


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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?

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どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。

おやすみなさい!


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2008年3月11日火曜日

Vista's Bar リーマン打ちの吉野三郎




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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
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今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
(マスター笑顔でお出迎え)
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between 10:00 P.M. and 11:00 P.M.
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(いつものように佐伯(自称パチプロ)が入ってきます。若い男がカウンターでノートパソコンを使っています。その傍にすわり)

佐伯「吉野。いつものデータ打ちこみか?」

吉野「こんばんは。これを打ちこんで今日の仕事はおしまいです」

佐伯「それ、お前のパチンコの打ちこみデータだろ。仕事じゃないじゃねーか」

吉野「今日のあらゆるデータを整理して、明日に役立てます」

(マスターがジントニックを佐伯の前におきます。佐伯はゆっくり飲みながら)

佐伯「いくら勝ったんだよ」

吉野「マイナス17kです」

佐伯「負けたの。負けてデータをとっても意味ないんじゃん」

吉野「勝ったとき、負けたとき、数字で把握することが大切です。」

佐伯「そんなもんかね。いくら独身でも1万7000円負けて、Vista’s Varで飲んでよく金が続くな。」

吉野「株で儲けました。日経225を2枚2月29日に1万3千640円で売り、3月10日の終値1万2千560円で買い戻しました。200万の利益です。」

(佐伯はあきれた顔で~)

佐伯「お前、人生狂わせるよ。その顔で勝負事が強いようには思えないな~」

吉野「強いヤツが勝つのではありません。勝ったヤツが強いのです」

(佐伯は苦笑しています。にこにこしながら亜希が寄ってきて)

亜希「吉野さん、ここがはねたら、お寿司おごってよ!最近食べてないんだ。おおとろでしょ、うにでしょ。そんなに食べないから」

(吉野は返事をせず、パソコンにむかっています。・・・)
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2008年3月7日金曜日

Vista's Bar   ・・・・・・レイ慕情


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忘れる事が俺にかせられたミッション。
・・・・・それではあまりにも悲しすぎる。
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ときには苦い酒を流し込まなければいられない夜。
そこに俺を知っているヤツが居れば安心できる。
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今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
(マスター笑顔でお出迎え)
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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between 9:00P.M. and 10:00 P.M.
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(幸夫と哲也がドアを開けて、入ってきます。哲也は元気がありません)

亜希「哲也、どうしたのよ?」

(亜希の質問に答えず)

哲也「先輩、すみません」

亜希「なにがあったの」

哲也「先輩を誘って、エヴァンゲリオン 使徒、再び を打ちに行った。」

哲也「綾波レイに先輩の彼女がよく似ているんで。それで、誘った。もう、3年も立っているのだから・・・」

(亜希は興味シンシンで聞きます)

亜希「それで、その彼女はどうしてるの。今、どこにいるのよ。一度もつれてこないんだから。」

哲也「3年前、交通事故で亡くなったんだ」

幸夫「あの夜、別れて一人で帰さなければ・・・」

(幸夫はグラスを握る手に力がはいります。今にも割れそうな勢いです)

(亜希はその手に自分手を置き、涙目になりながら幸夫の顔をみつめます)

亜希「「…ごめんなさい。こういう時、どういう顔すればいいのか、わからないの

幸夫「亜希ちゃんはそのままでいい。俺の問題だ」

幸夫「哲也が励ましてくれているのが、よく分かるので言葉がでてこないだけだ」
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(その日の夜は時間だけが3人の間を流れていきます・・・)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!



2008年3月5日水曜日

Vista's Bar  旅打ち




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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 11:00 P.M. and 12:00 P.M.
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(見知らぬ男が店に入ってきました。ママがすぐにお相手します)

ママ「いらっしゃいませ。どうぞ。」

(ママの前のカウンターに座らせます)
ママ「どなたかとお待ち合わせですか」

男「いや一人です。ドアの前にこれが落ちていたので寄ってみた」

(男はパチンコの玉を1つカウンターの上でころがします)

(ママは微笑みながら)
ママ「なににしますか」

男「まかせます。なにかカクテルを作ってください」

(一方の端に佐伯(自称パチプロ)が亜希と話ています)
佐伯「あいつは駅前で見た。昨日と、今日 箱を派手に積み上げていた」

亜希「何者?」

佐伯「見かけない顔だ、旅打ちじゃねえか」

亜希「旅打ち!!何よ!」

佐伯「ばか、聞こえるじゃないか」

(男は二人の方を見て、軽く会釈します。マスターがステアしたばかりのマンハッタンを男の前に置きます)

ママ「お仕事でいらっしゃたのですか」

男「いや、旅の途中です。いい街ですね。少しいようかなと考えています」

ママ「いいご身分ですね」

男「さ~あ、どうかな」
(どこか、陰のある笑いを返します・・・・)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年2月28日木曜日

Vista's Bar 釘師


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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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between 9:00 P.M. and 10:00 P.M.
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(田中(P業界の人)がドアを開けて、職人風の老人と入ってきて止まり木に腰を下ろします)

ママ「いらっしゃい。」

田中「こちらは私の大先輩です。」

老人「児玉といいます。」

ママ「ごひいきにお願いします。」

田中「昔は児玉さんが打つ釘をいつも良く見させていただいていました。」

児玉「後ろで見られるのは好きじゃないが、君の熱心さに負けたんだよ。」

田中「確かに釘を打つ人は見られるのを嫌いますね。

朝の4時5時、屋台が閉店するのをむりやり頼んで、一緒に「うめ割」を飲んだのがいい思い出です。」
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(児玉はしわくちゃの顔をほころばせてうなづく)

(マスターがウィスキーのオンザロックを2人にさしだします)

児玉「私はうめ割やホッピーの方がにあうんだけどね。こういうところはあまり縁がないな。」

ママ「そういわずに時々顔をだしてくださいな。パチンコ好きの方もよくいらっしゃいます。」

田中「あのころはメーカーの人が開店釘を打ちに前夜から入っていました。

開店当日、私も若かったので今割り数どれくらいか聞いたものです。

彼は「そんなにいってない。やばい。」なんて顔をひきつらせていました。(笑)」

児玉「ご祝儀も出たよね。めったにこない人までが来たりして。」

田中「変わりましたね。」

児玉「板に赤黒のレシートを貼り付けただけがデータだった。」

児玉「客にもすごいのがいた。板ゲージ1枚の差を見抜いていた」

ママ「板ゲージって?」

田中「釘の間を測るスケールです。0.25mmごとに違っていました」

児玉「客を殺すのは最低だと思っていた。遊び代分だけをうすーっく頂くのがあたりまえだった」

(ママはうなずきながら空いたグラスをマスターに渡します)

児玉「釘の仕事は、一生修練の毎日だと思う。

知識や腕を磨くのはもちろん、お客様にどうやってお店で楽しんでいただくか、そしてお客様が望まれるものを、日々見極めなければいけないんだ。

 「日々是修練」と思いながら、私はいつもモニターの前でお客様をお迎えしていた。」
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(田中はいい勉強になると神妙に聞いています・・・)
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今宵ひと時お楽しみいただけましたでしょうか?
またのご来店をお待ちしております。
どうか、パチンコビスタを通ってお帰りください。
おやすみなさい!

2008年2月25日月曜日

Vista's Bar  FREE HUGS(「一緒にハグ(抱擁)しませんか」)




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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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マスターはこのナレーションが好きです。
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遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
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満天の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
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光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。
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日本航空があなたにお送りする音楽の定期便ジェットストリーム
皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは私、城達也です
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Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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between 8:00 P.M. and 9:00 P.M.
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(幸夫と哲也が店に入ってきて止まり木に腰をおろします。哲也店内を見回すが亜希の姿が見えません)

哲也「亜希ちゃんは?」

ママ「少し遅刻するって」

哲也「ふ~ん」

(マスターはちらっと哲也の失望している顔を見て微笑みながらグラスを磨いています。そこに亜希が飛び込んできます)

亜希「おはようございます。ママ、すみません」

(亜希は2つおりのダンボールをカウンターの隅におきます)

佐伯(自称パチプロ)「なんだ。それ」

(亜希はダンボールをひろげながら)
亜希「 FREE HUGSていうの < 一緒にハグ(抱擁)しませんか > て街頭で「FREE HUGS(フリーハグ)」と書かれたボードを持ってサインを送るの。

そして見知らぬ人と抱き合うのよ。
で生きている喜びを分かち合い、苦しみを癒やそうという運動。

口コミで全国にはやっているわ。 」

佐伯「変なものがはやっているんだ」

亜希「哲也!。立って!。両手をひろげなさい」

(慌てて哲也は立って亜希の前に行きます。亜希は哲也とだきしめあいます)

亜希「佐伯さんもやってみる?」

佐伯「ばか。つきが判からない女とは手もさわりたくねえよ」

亜希「つまんない男」

(といいながらカウンターの中に入る。幸夫と哲也の前に立ち、一呼吸おいて)

亜希「哲也。 哲也の童貞、私が奪ってあげるからね。いつでもいいよ。」

(哲也の目は完璧に点になってしまいました。あわてて、隣の幸夫に話しかけます)

哲也「先輩、CRエイリアンVSプレデターを打ってきました・・・・」
(しどろもどろで話す哲也の横顔を亜希はじっと見ています・・・・・)


2008年2月22日金曜日

Vista's Bar 常連客



♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。
今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
マスター笑顔でお出迎え
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
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between 10:30 P.M. and 11:30 P.M.
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(ドアを開けて自称パチプロの佐伯が入ってきてカウンターに座る)
亜希「勝ったでしょう」

佐伯「どうして判る?」

亜希「顔に書いてある」

佐伯「小娘に読まれるようじゃ、ばくちでは食っていけないな」

(口をとがらせて)
亜希「小娘って誰のことよ」

佐伯「亜希に決まってんだろう」

亜希「小娘じゃありませんりっぱな大人の女です」

(ママ冴子が間に入ってきて)
ママ「いらっしゃい、いつものでいい」

佐伯「ああ」

(マスターがジントニックのグラスをカウンターにおきます)
ママ「このごろついているじゃない?」

佐伯「フフ。女を変えたわけじゃないけどな」

亜希「彼女を変えるとつきがかわるの?」

佐伯「昔からそういわれている。アゲマン、サゲマン、映画にもなっていただろう。福マンて言っていた気がするが映画の力はすげーや」

(佐伯はジントニックを飲みながら・・・)
佐伯「男は勝手なもんで、ついている女と付き合うと自分の運を全部吸い取られると思う。
ついていない女と付き合うとアリジゴクの穴に吸い込まれた気になる」

亜希「じゃ~。どっちでもだめじゃん」

佐伯「付き合うときは覚悟がいるということさ」
(その後は、何箱つんだと言う話が延々と続く・・・・
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2008年2月21日木曜日

Vista's Bar 業界の方



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地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。
「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」
(マスター笑顔でお出迎え)
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♠♠♠♠♠

between 7:00 P.M. and 8:00 P.M.

(40前の客二人がドアをあけてはいってくる。アルバイトの亜希がお絞りを出して注文を聞きます)
田中「とりあえずビール。ジョッキ生大で2つ」

田中「では、乾杯」

鈴木「お疲れ様です」

(着物姿のママ冴子がお通しをもって近づいてきます)
ママ「鈴木さん。おひさしぶりですね。どこで浮気していらっしゃたのですか?」

鈴木「おっ。名前を覚えていてくれてましたか。いろいろ仕事が忙しくて申し訳ない」

田中「鈴木さんとは、最初に大手のS会館の本部にご一緒した時のことが忘れられません。」

鈴木「その当時のP統括部長に会ったときのことですね。」

田中「そうです。鈴木さんがいきなり、お店にとって「よいメーカー」とはどんなメーカーですかと質問されましたよね。」

鈴木「そうでしたね。」

田中「メーカーであればおそらく一番聞きたいことだと思いますが、あんなに率直な質問をするのにはびっくりしました。「なんて素人っぽい質問をするメーカーなんだ」と思われかねませんからね。相手がなんて答えるかどきどきしていました。」

(ジョッキーを口から離し、微笑みながら)
鈴木「すみません。まだ、会社に入って間がないときでしたから」

田中「いえ、いいことを聞いてくれました。P業界にどっぷりつかりこんだ私には考えもしない質問でした。答えを覚えていますか」

鈴木「はい。第一に技術力のあるメーカー。第二に商品情報を的確に提供してくれるメーカー。そして第三に「厚かましいですが」といいながら「店舗での営業活動をサポートしてくれるメーカー」でした」

田中「そうでしたね。今日は新しい台のコンセプトをその3つの点から考えてみましょう。」
(2人の会話をママは静かに聞いています・・・・・・・・)

2008年2月18日月曜日

Vista's Bar 開店



☆地上にネオンが輝きだすと、人は止まり木に腰を下ろします。ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、たゆみない地球の営みが聞こえてきます。今宵、カクテルに酔いしれ、女の話、男の話、パチンコの話を語らいましょう。「Vista's Barにようこそいらっしゃいました。」(マスター笑顔でお出迎え)☆

btween 9:00PM and 10:00PM

(若い男2人が入ってくる)

ママ「幸(ゆき)ちゃん、いらっしゃい」

幸夫「こいつは田舎の後輩」

哲也「哲也といいます宜しく」

ママ「お若いのね、お幾つ・・・」

哲也「・・・・20歳です」

幸夫「ママ野暮な質問はしないの」

(ママは微笑みながら2人の前におしぼりをおく)

哲也「先輩、エバァンゲリオン打ったすよ」

幸夫「・・・・・・・・・・・・・・」

哲也「レイの顔、誰かに似てないすか?」